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GMKtec NEO-X1とNEO-X1 Proは、Ryzen 9とデスクトップ向けGeForce RTX 50シリーズを14.6Lの筐体へ収めた高性能ゲーミングPCです。日本では2026年9月中旬の発売が案内されています。
結論:価格と性能のバランスを重視するならNEO-X1、4Kゲーム、動画編集、3D制作などでCPU・GPU・メモリを妥協したくないならX1 Proが候補です。ただし、両モデルの価格差は127,000円あります。ゲーム用途だけでなく、使用する解像度、必要なVRAM、メモリ容量まで考えて選びましょう。
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※価格・仕様は2026年8月24日時点のGMKtec日本公式ページを基準にしています。
NEO-X1とX1 Proの主な違い
| 項目 | NEO-X1 | NEO-X1 Pro |
|---|---|---|
| 発売記念価格 | 342,999円 | 469,999円 |
| CPU | Ryzen 9 9955HX | Ryzen 9 9955HX3D |
| CPUコア/スレッド | 16コア/32スレッド | 16コア/32スレッド |
| L3キャッシュ | 64MB | 128MB、3D V-Cache |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti | GeForce RTX 5070 |
| VRAM | 8GB GDDR7 | 12GB GDDR7 |
| メモリ | 32GB DDR5-5600 | 64GB DDR5-5600 |
| SSD | 1TB PCIe 4.0 | 2TB PCIe 4.0 |
| 筐体・重量 | 14.6L・約7kg | 14.6L・約7kg |
価格差は127,000円です。ProではCPUが3D V-Cache搭載モデルになり、GPU、VRAM、メモリ、SSDも一段上がります。筐体、冷却、電源、ネットワークなどの基本設計は共通です。
CPUの違い|9955HX3Dはゲーム向けキャッシュが強み
両CPUともZen 5世代の16コア32スレッドで、最大ブーストクロックは5.4GHzです。大きな違いはキャッシュで、9955HXはL3キャッシュ64MB、9955HX3Dは128MBのL3キャッシュと3D V-Cacheを搭載します。
3D V-Cacheは、CPU性能がフレームレートへ影響しやすいゲームで有利になりやすい仕組みです。ただし、すべてのゲームや制作処理で同じ差が出るわけではありません。高解像度でGPU負荷が大きい場面では、CPUよりGPUの違いが支配的になります。
GPUの違い|RTX 5060 Ti 8GBとRTX 5070 12GB
NEO-X1はRTX 5060 Ti 8GB、X1 ProはRTX 5070 12GBを搭載します。公式仕様ではCUDAコアが4,608基から6,144基、AI性能が759 TOPSから988 TOPS、メモリ幅が128bitから192bitへ強化されています。
フルHDやWQHDを中心に、画質設定を調整しながら遊ぶならNEO-X1でも十分な性能が期待できます。高画質テクスチャ、4K、レイトレーシング、VRAMを多く使う制作処理まで考えるなら、12GB VRAMのX1 Proが余裕を持ちやすいでしょう。
なお、実際のゲーム性能はタイトル、解像度、画質設定、ドライバー、冷却状態で変わります。本記事は実機ベンチマークではなく、公式仕様に基づく購入判断記事です。
メモリとSSDの違い
NEO-X1は32GB+1TB
一般的なゲーム、配信、画像編集には32GBでも余裕があります。一方、1TB SSDは大容量ゲームを複数入れると早めに不足する可能性があります。
X1 Proは64GB+2TB
高解像度動画編集、3D制作、仮想環境、ローカルAIなど、メモリを多く使う用途に向きます。購入直後から2TBを使えるため、大型ゲームを複数保存したい場合にも扱いやすい構成です。
どちらもDDR5 SO-DIMMスロットを2基備え、最大96GBに対応します。SSDはM.2スロットを2基搭載し、各最大8TB、合計最大16TBまで拡張可能と案内されています。標準SSDはPCIe 4.0ですが、スロット自体はPCIe 5.0 x4対応です。
共通する特徴
14.6Lのコンパクト筐体
本体はハンドルを除いて350×165×265mm、重量約7kgです。一般的なミドルタワーより省スペースですが、手のひらサイズのミニPCではありません。机上やテレビ横へ置く場合は、排熱スペースを含めて設置寸法を確認してください。
CPU水冷と3基のシステムファン
CPU水冷、上部デュアルファン、底部シングルファンを採用します。CPU動作は静音54W、バランス85W、パフォーマンス160W、ピーク最大170Wのモードが案内されています。高性能を小型筐体へ収めているため、負荷時の温度や騒音は実機レビューが出てから確認したいポイントです。
850W 80 PLUS Gold電源
SFX規格の850W 80 PLUS Gold電源を内蔵します。外付けの大型ACアダプターではなく、電源ケーブルだけで接続できる構成です。
Wi-Fi 7と2.5GbE
Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、2.5GbE LANを共通搭載します。GPU側にはHDMI 2.1b×1とDisplayPort 2.1b×3があり、複数画面や高解像度ディスプレイにも対応しやすい構成です。
NEO-X1がおすすめな人
- 34万円台で高性能なコンパクトゲーミングPCを探している人
- フルHD・WQHDゲームを中心に考えている人
- 32GBメモリと1TB SSDで足りる人
- 必要になったらメモリやSSDを自分で増設したい人
- Proとの差額をディスプレイや周辺機器へ回したい人
X1 Proがおすすめな人
- Ryzen 9 9955HX3Dの3D V-Cacheを重視する人
- RTX 5070と12GB VRAMが必要な人
- 4Kゲームや高画質設定を視野に入れる人
- 動画編集、3D制作、ローカルAIにも使いたい人
- 64GBメモリと2TB SSDを最初から搭載したい人
購入前の注意点
日本では予約段階
GMKtec日本公式は2026年9月中旬発売予定と案内しており、2026年8月24日時点の商品ページは予約案内・売り切れ表示です。納期、販売開始日、発売記念価格の適用条件を注文前に確認してください。
約7kgで持ち運び向けではない
ハンドルはありますが、約7kgあるため頻繁に持ち歩くモバイルPCではありません。部屋間の移動やメンテナンス時の取り回しを助ける装備と考えましょう。
CPU交換の自由度は低い
本製品はモバイル向けCPUをデスクトップ筐体で使うMoDT設計です。一般的なAM5自作PCのように、市販CPUを後から自由に交換する前提ではありません。メモリとSSDは拡張できますが、将来のCPU換装を重視する人は通常のデスクトップPCも比較してください。
実機の騒音・温度は発売後に確認が必要
水冷と複数ファンを搭載していますが、負荷時の騒音、CPU・GPU温度、長時間運転時のクロックは公式スペックだけでは判断できません。発売後の第三者ベンチマークも確認しましょう。
価格差127,000円に価値はある?
Proの差額には、9955HX3D、RTX 5070 12GB、メモリ64GB、SSD 2TBへの強化が含まれます。後からメモリやSSDを増設してもCPUとGPUは同じように交換できないため、ゲーム性能やVRAMが必要なら最初からProを選ぶ意味があります。
一方、フルHD・WQHD中心で32GBメモリがあれば足りるなら、NEO-X1の方が費用対効果は高くなります。単純に上位モデルを選ぶのではなく、RTX 5070と3D V-Cacheを実際に使うかで判断してください。
まとめ|迷ったら用途と解像度で選ぶ
NEO-X1はRyzen 9 9955HX、RTX 5060 Ti 8GB、32GBメモリ、1TB SSDで342,999円。X1 ProはRyzen 9 9955HX3D、RTX 5070 12GB、64GBメモリ、2TB SSDで469,999円です。
価格を抑えてフルHD・WQHDゲームを中心に使うならNEO-X1、4K、高画質設定、動画編集、3D制作まで性能の余裕を求めるならX1 Proが向いています。どちらも14.6L・約7kgのコンパクトデスクトップであり、一般的な超小型ミニPCとはサイズと用途が異なる点も忘れずに選びましょう。
より小型で低価格なモデルを探している場合は、GMKtec M6 Ultraの解説やGMKtec M5Sの解説も参考にしてください。



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