JBL Quantum 120は2026年9月17日発売予定の有線ゲーミングヘッドセットです。本記事は発売前のメーカー公式情報を基にした比較記事で、実機の音質、マイク品質、装着感は未検証です。JBLオンラインストア販売価格は6,600円。3.5mm接続という扱いやすさを残しながら、50mmカーボン振動板、ハイレゾ対応、PC・Mac向けのJBL Quantum空間サウンド、着脱式6mmブームマイクを採用します。
結論からいうと、音の情報量と新しい装着設計を重視するならQuantum 120、価格と約220gの軽さを優先するならQuantum 100、収納式マイクやフィット調整を重視するならSteelSeries Arctis Nova 1が候補です。3製品とも3.5mm接続を基本にするため幅広いゲーム機で使えますが、PC用ソフトウェアの機能がゲーム機でも同じように使えるわけではありません。
JBL Quantum 120の結論
- おすすめ:1万円以下で、50mmドライバーとハイレゾ対応を重視する人
- Quantum 100向き:少しでも軽く、購入費用を抑えたい人
- Arctis Nova 1向き:マイクを外さず収納したい人、ヘッドバンドの調整幅を重視する人
- 注意:USB接続やワイヤレス接続、アクティブノイズキャンセリングを求める製品ではない
Quantum 120の魅力は、単にQuantum 100のドライバーを大型化したことだけではありません。再生周波数帯域が20Hz~40kHzへ広がり、マイクが4mm径から6mm径へ大型化。交換可能なファブリックイヤーパッドとシリコン製ヘッドバンドを採用し、音響、通話、長時間装着の3点をまとめて見直しています。
Quantum 120・Quantum 100・Arctis Nova 1の比較表
| 項目 | JBL Quantum 120 | JBL Quantum 100 | SteelSeries Arctis Nova 1 |
|---|---|---|---|
| 位置付け | 2026年の新型 | 販売中のJBL入門機 | 代表的な有線競合 |
| 接続 | 3.5mmミニジャック | 3.5mm | 3.5mm |
| ドライバー | 50mmカーボン振動板ダイナミック | 40mmダイナミック | Nova Acoustic Systemの高忠実度ドライバー |
| 再生周波数帯域 | 20Hz~40kHz | 20Hz~20kHz | 購入時に国内製品仕様を確認 |
| 重量 | 約265g | 約220g | 公式ページでは地域表示により253g表記 |
| マイク | 着脱式6mm単一指向性 | 着脱式ボイスフォーカス | 本体収納式ClearCast Gen 2 |
| イヤーパッド | 交換可能なファブリック | メモリーフォーム | AirWeaveメモリーフォーム |
| PCソフト | JBL QuantumENGINE | JBL QuantumENGINE | SteelSeries GG/Sonar |
| 発売時価格 | JBL直販6,600円 | 販売店により変動 | 販売店により変動 |
比較製品:JBL Quantum 100
競合製品:SteelSeries Arctis Nova 1
Quantum 120で変わったポイント
40mmから50mmカーボン振動板へ
Quantum 100は40mmドライバーを搭載します。Quantum 120は上位モデルで採用された50mmカーボン振動板を使用し、JBLは高い剛性とダンピング性能により、力強い低域とクリアな中高域、細かな環境音の再現を狙ったと説明しています。口径だけで音質の優劣は決まりませんが、Quantum 120は設計思想そのものを上位シリーズへ近づけたモデルです。
FPSでは足音やリロード音の方向、アクションゲームでは爆発音と台詞の分離、RPGでは音楽の広がりが判断材料になります。ただし、メーカー仕様から実際の定位精度や音の好みまでは断定できません。発売後の試聴では、低音が台詞を覆わないか、長時間聞いて高域が刺激的でないかを確認するとよいでしょう。
20Hz~40kHzのハイレゾ対応
Quantum 120の周波数特性は20Hz~40kHzで、ハイレゾ対応を掲げます。Quantum 100は20Hz~20kHzです。数値上の上限が広いことは設計上の違いを示しますが、ゲームで自動的に勝ちやすくなるという意味ではありません。音源、PCの出力、ゲーム側のミックス、EQ設定まで含めて体験が決まります。
音楽鑑賞も1台で兼用したい人にはQuantum 120の方向性が合います。一方、ボイスチャット中心でゲーム音を聞ければ十分なら、Quantum 100の基本性能でも用途を満たせる可能性があります。
4mmから6mmの着脱式マイクへ
新型は6mm径の単一指向性ブームマイクを採用します。旧モデルの4mm径マイクから大型化され、周囲の音を抑えながら声を明瞭に届ける設計です。マイクを使わないときは取り外せるため、動画視聴や音楽用ヘッドホンとしても外観をすっきりさせられます。
ただし、取り外したマイクを紛失する可能性があります。Arctis Nova 1はマイクをイヤーカップへ収納できるため、頻繁に持ち運ぶ人や、会話のたびに着脱したくない人には扱いやすい方式です。ここは音質の数値だけでは見えない、日常運用上の大きな違いです。
ファブリックとシリコンによる装着設計
Quantum 120は交換可能なファブリックイヤーパッドとシリコン製ヘッドバンドを採用します。ファブリックは蒸れを軽減しやすい一方、合皮より外部音を遮りにくく、低音の感じ方が変わる場合があります。交換可能であることは、消耗部品を替えながら長く使ううえで利点です。
重量は約265gで、Quantum 100の約220gより約45g重くなります。新型だから無条件に軽いわけではありません。頭頂部への圧力、側圧、眼鏡との干渉は重量だけでは判断できないため、長時間使う人は返品条件や試着環境も確認してください。
JBL Quantum 100を選ぶ利点
Quantum 100は古いから価値がないわけではありません。3.5mm接続、着脱式マイク、メモリーフォーム、約220gという構成は、入門用有線ヘッドセットとして分かりやすいものです。新型発売に伴い実売価格や在庫が変わる可能性はありますが、値下げやセールを断定せず、購入時点の価格を比較してください。
- Quantum 120より約45g軽い
- PC、PlayStation、Xbox、Switch、Mac、モバイルなどで3.5mm接続を使いやすい
- 着脱式マイクで通常のヘッドホンに近い使い方ができる
- 新型の50mmドライバーや40kHz上限が不要なら支出を抑えやすい
Arctis Nova 1と比較するポイント
Arctis Nova 1も3.5mm接続の有線モデルですが、JBLとは使い勝手の重点が異なります。伸縮性のあるヘッドバンドで荷重を分散し、イヤーカップは回転可能。マイクはClearCast Gen 2を本体へ収納できます。PC、Mac、PlayStation、Xbox、Switch、モバイルなど幅広い機器への対応を公式に案内しています。
PCではSteelSeries GGとSonarによるEQやマイク処理が強みです。ただし、ソフトウェアの高度な処理をゲーム機へそのまま持ち込めるとは限りません。ゲーム機中心なら、3.5mm接続時の基本音質、コントローラー側の音量、マイクミュート操作を優先して比較すべきです。
- Quantum 120:50mmカーボン振動板、ハイレゾ対応、JBLの低音と空間表現を重視
- Arctis Nova 1:収納式マイク、調整しやすい装着構造、SonarによるPC設定を重視
- Quantum 100:軽さと価格を優先し、基本的な有線機能へ絞る
ゲーム機別の選び方
PC・Mac
Quantum 120はJBL QuantumENGINEとJBL Quantum空間サウンドへの対応が明記されています。EQや音場設定を試したい人に向きます。Arctis Nova 1はPCでSonarを使えることが差別化点です。ソフトウェア導入が禁止された会社PCや共用PCでは、どちらも基本の3.5mmヘッドセットとして使う前提で考えましょう。
PlayStation・Xbox
コントローラーの3.5mm端子へ接続しやすいことが3製品共通の利点です。PC専用の空間音響やEQを前提にせず、ゲーム機本体が提供する3Dオーディオとの組み合わせを確認してください。Xboxでは端子規格やコントローラー世代、PlayStationでは出力先設定も購入前に確認すると安心です。
Nintendo Switch・携帯ゲーム機
有線接続は遅延を抑えやすく、充電管理が不要です。一方、携帯モードではケーブルの取り回しが気になります。Quantum 100の1.2mケーブルが机上や携帯姿勢に合うか、Quantum 120のケーブル仕様が販売ページで確定しているかを確認してください。スマートフォンは3.5mm端子を持たない機種が多く、USB-C変換アダプターが必要になる場合があります。
購入前の注意点
発売前情報と実測を分ける
Quantum 120の仕様は公式発表で確認できますが、音漏れ、遮音性、側圧、マイクのノイズ除去、ケーブルノイズは数値だけでは評価できません。本記事ではメーカーが明示していない実測性能を推測していません。発売後のレビューを見る際は、録音条件や使用機器が明記されているかも確認してください。
ハイレゾ対応だけで決めない
40kHzまでの再生対応は特徴ですが、ゲームで重要な定位はドライバー口径や周波数上限だけで決まりません。左右の分離、ゲーム側の音響設計、装着位置、EQ、プレイヤーの聴覚も影響します。ハイレゾ対応は音楽兼用の材料の一つとして捉えるのが現実的です。
販売店の商品名と型番を確認する
今回の広告リンクはQuantum 120ではなく、販売中のQuantum 100とArctis Nova 1です。新型の販売ページと誤認しないようにしてください。色、国内正規品か、保証、付属品、返品条件も販売店ごとに確認が必要です。新型発売後にQuantum 100の価格が下がる可能性はありますが、セール実施を保証するものではありません。
よくある質問
Quantum 120はワイヤレスですか?
いいえ。3.5mmミニジャック接続の有線ヘッドセットです。BluetoothやUSB無線ドングルを使う製品ではありません。
Quantum 100から必ず買い替えるべきですか?
必須ではありません。50mmドライバー、40kHzまでの帯域、6mmマイク、新しい装着設計に価値を感じるなら買い替え候補です。軽さと基本機能で満足している場合はQuantum 100を継続できます。
PS5でもQuantum空間サウンドを使えますか?
公式発表ではJBL Quantum空間サウンドをPC・Mac向けとして案内しています。PS5では本体側の対応音響機能と3.5mm接続時の条件を確認してください。
眼鏡をかけても快適ですか?
公式仕様だけでは断定できません。側圧、イヤーパッドの厚み、眼鏡のテンプル形状に左右されます。Quantum 120は約265g、Quantum 100は約220gなので、重量差とパッド素材を含めて試着するのが確実です。
まとめ
JBL Quantum 120は、6,600円という価格帯で50mmカーボン振動板、ハイレゾ対応、6mm着脱マイク、交換可能なファブリックイヤーパッドを採用した新しい入門モデルです。Quantum 100より約45g重くなる一方、音響と通話、装着部品を大きく更新しています。
価格と軽さならQuantum 100、収納式マイクとPC用SonarならArctis Nova 1、JBLの新しい音響設計と音楽兼用を重視するならQuantum 120が選びやすいでしょう。購入前には、使用機器の3.5mm端子、PCソフトの対応範囲、重量、マイク方式、国内保証を確認してください。
JBL Quantum 100
SteelSeries Arctis Nova 1
参考:JBL Quantum 120国内発表、JBL Quantum 100公式製品情報、SteelSeries Arctis Nova 1公式情報。価格・在庫・仕様は購入時に各販売ページでご確認ください。




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