この記事にはアフィリエイト広告を含みます。仕様・価格確認日:2026年10月6日。実機測定ではなく、公式情報に基づく購入ガイドです。
結論:周囲への打鍵音を優先するならHMX、通常リニアを選ぶならKTT
Mistel MD770PROは、英語US配列83キーの左右分離キーボードです。ML-MD770PRO-US-KT/HYはKTT HYACINTHのリニア軸、ML-MD770PRO-US-HM/PPはHMX PEACH PINKのサイレントリニア軸を搭載します。静かな共有スペースで使うならHMXを、通常のリニア軸を選びたいならKTTを検討するのが出発点です。どちらも白い筐体で、色による性能差を比べる記事ではありません。
日本国内の発売日は2026年10月2日。国内発表の参考価格は両モデル39,980円で、価格差による上下関係ではなく用途で軸を選べます。USB有線、2.4GHz無線、Bluetoothの3方式とVIAに対応します。ただし約1,325gという重量のため、折り畳みキーボードのように毎日持ち歩く製品とは性格が異なります。机に置いて自分の姿勢と配置を整える道具として考えてください。
| 比較項目 | Mistel MD770PRO KTT HYACINTH ML-MD770PRO-US-KT/HY | Mistel MD770PRO HMX PEACH PINK ML-MD770PRO-US-HM/PP |
|---|---|---|
| 商品画像 | ||
| 国内型番 | ML-MD770PRO-US-KT/HY | ML-MD770PRO-US-HM/PP |
| JAN | 4988481908823 | 4988481908830 |
| スイッチ | KTT HYACINTH/リニア | HMX PEACH PINK/サイレントリニア |
| 配列・キー数 | 英語US・83キー | 英語US・83キー |
| 接続 | USB有線/2.4GHz/Bluetooth 5.0 | USB有線/2.4GHz/Bluetooth 5.0 |
| 設定・交換 | VIA/ホットスワップ対応 | VIA/ホットスワップ対応 |
| ポーリングレート | 有線・2.4GHz:1000Hz/Bluetooth:125Hz | 有線・2.4GHz:1000Hz/Bluetooth:125Hz |
| 重量・電池 | 約1,325g/最大85時間:バックライト消灯時 | 約1,325g/最大85時間:バックライト消灯時 |
| 共通構造 | CNCアルミ筐体・PBTダブルショット・RGB | CNCアルミ筐体・PBTダブルショット・RGB |
| 主な選ぶ理由 | 通常リニアの打鍵を好む | 周囲へ届く音を抑えたい |
| 購入先 |
軸選び:静音という名前を、無音と読み替えない
2モデルの主な差はスイッチです。通常のリニア軸は、クリック機構の感触ではなく、押し込みの滑らかさを重視する方式です。HMX PEACH PINKはサイレントリニアとして静音性を訴求しています。オンライン会議中にメモを取る、家族と同じ部屋で夜に入力するなど、周囲に届く打鍵音を気にする使い方なら、こちらを優先する理由があります。
ただし、静音軸を搭載しても無音にはなりません。キーを強く底まで押す動き、スペースキーなどの大きなキー、机の材質、筐体の置き方によって音は変わります。本記事では同じ条件で騒音を測っていないため、何デシベル静か、会議マイクに絶対入らないという表現はしません。音の許容範囲が厳しい場所では実物を試すか、同じ机に近い環境の比較を判断材料にしましょう。
メーカーはKTT側を心地よい打鍵感、HMX側を静音性能という軸で案内しています。これは好みの違いでもあります。静音であることが自分にとって最優先でなければ、指を戻したときの感触や音を含めて通常リニアを選んで構いません。未確認の作動荷重やストロークの数値を別モデルから流用し、軽さや疲れにくさを断定しないことも大切です。
左右分離で変えられるのは、腕の位置と机上の配置
分離型の利点は左右のユニットを、自分の肩幅や机に合わせて置けることです。中央に小型のメモ帳を置く、マイクやトラックボールの位置を調整するなど、通常の一体型では難しい配置を考えられます。メーカーは自然な腕の位置を保ちやすい設計と説明していますが、肩や手首の痛みを治す製品として選ぶものではありません。椅子の高さと肘の置き方も一緒に整えてください。
左右を離しすぎると、かえって腕を外へ動かす必要が生じます。最初は通常のキーボードに近い位置から始め、肩をすくめずに入力できる範囲で少しずつ調整しましょう。手首が不自然に曲がっていないか、マウスを持つときに右手を遠くへ移動させていないかを見ると、分離の効果を使い方につなげやすくなります。
角度調整用のゴム足が付属し、前後方向や中央へ向けた傾きを調整できます。左右分離と角度調整は別の設定なので、同時に大きく変えず一つずつ試すと、自分に合う条件が見つけやすくなります。左右間の接続や電源の扱いは取扱説明書に従い、無線対応という理由だけで左右間もケーブル不要と決めつけないでください。
83キーの英語配列:日本語入力とJIS配列は別の話
MD770PROの国内2モデルは英語US配列です。WindowsやmacOSで日本語入力を使えることと、JIS配列のキー配置であることは別です。記号の位置、Enterキーの形、入力切り替えの方法に違いがあるため、現在JISキーボードを使っている人は購入前に配列画像を確認してください。数字入力が多い業務では、テンキーを別途用意するかも判断点になります。
83キーのコンパクトさは、机のマウス操作スペースを確保したい人に向いています。一方、離して使ったときは左右の間隔が加わるので、カタログ上の本体幅だけで必要な机幅を計算できません。左約144×135×37mm、右約187×135×37mmというユニット寸法を基準に、希望する間隔とマウスの移動範囲を机の上で確認してみましょう。
VIAでキー配置を変更できても、物理キーの数や印字が自動的に変わるわけではありません。頻繁に使うショートカットをどこに置くか、OS間で修飾キーをどう扱うかを決めてから設定すると、慣れるまでの負担を減らせます。共有PCを使う人は、自分の設定が他の利用者の操作に影響しないかも考えてください。
3つの接続方式は、安定性と切り替えで使い分ける
USB有線と2.4GHz無線は1000Hz、Bluetoothは125Hzという公称ポーリングレートです。1000Hzは報告の間隔が約1ms、125Hzは約8msという意味ですが、それが押してから画面に表示されるまでの総遅延と一致するわけではありません。通常の文章入力では、数値より接続の安定性、切り替え操作、仕事用PCのUSB端子の空きが実用上の判断点になります。
据え置きPCで確実に使いたいなら有線、ケーブルを減らしつつUSBレシーバーを使えるなら2.4GHz、端子を使わず複数端末を切り替えたいならBluetoothから検討できます。メーカーは最大3台のマルチペアリングを案内しています。Bluetooth機器の接続を制限する会社のPCでは利用できない場合があるので、接続方針を先に確認してください。
本製品は磁気スイッチのラピッドトリガー対応キーボードとして紹介されていません。1000Hzという数字を見て、FPS向けの作動点調整やラピッドトリガーが使えると解釈しないでください。ゲームも遊ぶ人が選ぶ場合には、左右分離と通常のメカニカルスイッチが自分の操作に合うかを先に判断するのが適切です。
VIAとホットスワップ:購入後の調整余地をどう使うか
VIAはキーマップやマクロをカスタマイズするための機能です。プリンストンは本機用のVIA設定JSONとユーザーズガイドを公開しています。別のMD770や海外向けモデルのファイルを使うのではなく、MD770PROの国内製品ページから該当資料を取得してください。会社のPCでブラウザーや接続機器へのアクセスが制限される場合、設定作業をどこで行うかまで考えておきます。
ホットスワップ対応により、キーのスイッチを交換できる設計です。ただし、Cherry MX互換という表記だけであらゆるスイッチやキーキャップが使えると保証されるわけではありません。交換前にピン構造と寸法、取り付け条件を確認してください。大きなキーの安定感はスイッチ以外の構造にも関係するので、軸交換だけで音や感触のすべてが変わるとは考えないほうがよいでしょう。
最初からHMXを選ぶ利点は、交換部品を追加購入せずに静音リニアの構成を始められることです。KTTを購入してあとで静音化する計画なら、交換スイッチの数、工具、作業時間、保証条件も総費用に入れます。どちらも同じ価格帯なら、現在欲しい軸を先に選び、ホットスワップは将来の選択肢として残すほうが無理のない買い方です。
旧MD770との関係と、携帯用キーボードとの違い
MD770PROは旧MD770シリーズと左右分離という考え方を共有しますが、旧シリーズには有線・Bluetoothなど構成の異なる製品があります。シリーズ名だけを見て、PROとの接続・設定・重量の差を一括で決めることはできません。買い替えでは所有する旧型の末尾まで確認し、3方式接続やVIA、ホットスワップが必要かを比べてください。
PROのCNCアルミ筐体、複層構造、PBTダブルショットキーキャップは、机上で長く使う構成として評価できます。約1,325gなので、軽量な折り畳みキーボードの代替として選ぶと持ち運びの負担が増えます。外出先では小型機、家の机では分離型という役割分担も合理的です。確認できない旧型の仕様表や在庫を補って広告候補を増やす必要はありません。
FAQと購入前の最終確認
バックライトを点けても85時間使えますか? 最大85時間はバックライト消灯時です。RGBを使う条件では同じ時間を保証できません。公称充電時間は約4時間なので、昼夜の使用と充電の習慣が合うかも確認します。
静音軸なら会議中に使っても問題ありませんか? マイクの位置や机の振動でも収音は変わります。静音軸だけに頼らず、会議アプリの雑音抑制、マイクとキーボードの距離、打鍵の強さを調整してください。
掲載する楽天リンクは2モデル専用ですか? KTT側のプリンストン公式ショップはMD770PROシリーズの選択式ページです。注文画面でKTT HYACINTHを選んでから確認します。HMX側はJAN4988481908830の製品ページです。シリーズページの画像を別モデル専用の写真として扱わず、商品名と選択肢を照合してください。
どちらを選べばよいですか? 英語配列と重量が許容できることを確認したうえで、周囲に届く音を抑える必要が高いならHMX、通常リニアを好むならKTTです。価格と入荷状況は販売店ごとに変わるため、急ぎの場合は取り寄せや予約の表示を確認します。
まとめ:軸の好みを決める前に、共通条件が合うかを見る
MD770PROの2モデルは、左右分離・US83キー・3方式接続・VIA・ホットスワップという土台が共通です。この条件が仕事の環境に合う人が、通常リニアか静音リニアかを選びます。静音を上位性能、通常軸を廉価版と扱わず、自分が入力する場所と周囲への配慮を判断の基準にしてください。


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